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ノウハウ・TIPS

終わりなき表記ゆれ戦争はGoogleが解決する…かもしれない

2017年3月17日 — by appkind

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はじめに

読みやすい文章作成を心がける上で、表記ゆれのチェックは重要です。

例えば「ユーザ」にするか「ユーザー」にするか。同じ文章内で使われる度に変わっていると、読み手のストレスにつながります。もっというと、できれば文章内だけではなく、同一メディア内でも意図がない限り統一すべきです。

しかし、初めて使う単語の場合、どちらにするか悩ましい場合も多いと思いでしょう。

古くからのマイクロソフト愛好家としては、単語の最後の伸ばし棒(長母音)って伸ばさないのが当たり前でしょって思っていたら、いつの間にか変わってたりもしますしね。

MSが長音付けルール変更、「ドライバ」を「ドライバー」に − @IT

さらに、長母音以外のものも、様々な表記のゆれがあります。

例えば、イスラムの唯一神は「アラー」なんですが、「アッラー」という表記もあります。筆者は教科書で「アラー」と習ったので、「アラー」だと「ふむふむ、いかにも唯一神っぽい名前だ」と思うのですが、アッラーだと「アッラー!今日大根買い忘れちゃたわ!」みたいなちょっぴりドジな貴婦人が思い浮かんでしまうわけですよ。そのため、断固アラー派なんですが。※ちなみに、大正義Wikipediaではさらに変化して「アッラーフ」となっていて、時代の変化を感じます。

これをどう解決するべきか。

言葉は生き物だと言いますし、言葉というものは結局使われる人が多ければそれが正解になるものです。例えば「全然」という言葉も昔は肯定の意味の枕詞であったのが、いつのまにか否定のみで使われて「全然〜ない」となり、最近はまた「全然大丈夫っすよ!」のように肯定でも使われるようになりました。

全然 – Wikipedia

このように、結局どれぐらい使われているかが分かれば、「自分はユーザ派だったけどみんながユーザーって使ってるのでユーザーと書くか」みたいな意思決定の一助になると思うのです。


Google検索でのインデックス数

そんな多数決の原理に則れば良いのではないかという提案なんですが、ではどう多数決を取れば良いのかという点で、このインターネッツの世の中であれば世界の情報を牛耳るGoogle先生に聞けば分かるのかと思いました。それが、Google検索のインデックス数です。

ということで、ざっと表記ゆれがありそうな単語と、それぞれの候補のインデックス数をまとめてみました。

※左側の候補1が、筆者が多いだろうなと思っていたもの。

 候補1 検索数1 候補2 検索数2
ユーザ 42,100,000 ユーザー 337,000,000
コンピュータ 85,800,000 コンピューター 50,000,000
アラー 898,000 アッラー 579,000
ヒアリング 8,640,000 ヒヤリング 534,000
ビジュアル 55,900,000 ヴィジュアル 8,270,000
メモリ 67,100,000 メモリー 51,000,000
サーバ 28,900,000 サーバー 74,400,000
バドミントン 31,300,100 バトミントン 3,500,000
メイク 163,000,000 メーク 163,000,000
メイン 230,000,000 メーン 4,070,000
ディスプレイ 139,000,000 ディスプレー 139,000,000
プレー 41,000,000 プレイ 228,000,000

こんな感じです。なかなかの驚きの結果になりました。

  • 初っ端からユーザよりユーザーの方がダントツで多いという驚愕の事実。
  • 「もう最後の伸ばし棒無くす派は少数派か…」と感慨深かった所、コンピュータはコンピューターに辛勝。
  • アラーとアッラーは、やはりアラーが多数。でも意外と差は小さく、誤差の範囲。
  • ヒアリングとヒヤリングも大差でヒアリング。
  • ビジュアルとヴィジュアルはビジュアル。これはまぁ予想通り。
  • メモリとメモリーはメモリの辛勝。メモリーだとなんか青春のメモリーみたくなって心がノスタルジックになるのでやめてほしいところ。
  • サーバとサーバーは大差でサーバー。でも自分もウォーターサーバーはウォーターサーバーって言っちゃうし、サーバも本当は負けていないと信じている。
  • たまにバトミントンと間違える人がいるのは知っていましたが、1割もあるとは…バトミントンはダメ。ゼッタイ。
  • メイクとメークが同じ結果に。よく分からないですが、Googleはこの2つは同じものとしているのでしょう。
  • と思いきや、メインとメーンはメインの圧勝。しかし、マスメディア等では概ねメーンを使われています。メーンって言ったらどうしても心の中にD.O.が出て来るのでやめてほしいヒップホップな人は多いハズ。
  • ディスプレイとディスプレーも同じ。
  • プレーとプレイは圧倒的にプレイ。

なるほどなぁとある程度満足しつつ、ふと気になったことを思い出してもう一つ調べてみました。


アイフォンでは変換できない

iPhoneユーザーならご存知かと思いますが、iPhoneってiPhoneでアイフォンって打っても変換されないんですよ。何言ってるのか分からないと思いますが、つまり、こういうことです。

これは、最初に日本にiPhoneが入ってきたときにソフトバンクが「アイフォーン」という日本語読みで商品名にしているからなんですよね。

しかし、絶対アイフォンのほうが流行っている印象です。なので、これも調べてみました。

 アイフォン 17,800,000 アイフォーン 2,250,000

8倍…!!

これはアイフォンで変換されるようになってほしいです。


おわりに

きちんと調べたい方はこちらを参照していただくのが良さそうです。
テクニカルコミュニケーター協会 > 標準規格
外来語の表記:文部科学省

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